EVENT REPORT

レポート:久保 信一

協業展・白磁展 2017 (1)


DESGINをキーワードに様々な人によって形造られるネットワーク。
それが個々に連携して刺激しあうことでビジネスやカルチャーにイノベーションを喚起する機会を産み出します。
協業工房はそれを「場」と言う言葉で表しています。
この「場」こそが協業工房のコンセプトであるわけですが、今回、2017年6月9日から途中2回の日曜休廊を含んで12日間開催した協業展は「アート」のために提供された「場」の試みでした。

きっかけ

この協業展はもともと協業工房代表の大倉清教さんが自作の陶芸作品展を大阪梅田にあるピアスギャラリーで開催することが決まっていて、それを契機に企画されたものです。
陶芸展である「白磁展」と協業工房で作り出す「アート」のコラボレーションというわけです。
白磁展の開催は昨年に決まっていたのですが「協業展」の開催が決まったのは今年の3月。
簡単な打合せの結果、準備を始めるのは忙しい年度末が終了してからということになり、実際の内容が詰められたのは4月も半ばを過ぎた時のこと。
このため運営スタッフは自身の仕事も抱えながら準備に追われることになりました。

何を出展するのか。
誰とコラボするのか。

侃々諤々と議論が繰り広げられる中、外部からの応援も得ることができてなんとか開催への道筋ができあがりました。
運営スタッフと普段協業工房のイベントに来ていただいている外部の方々の協力。
まさに協業工房が目指しているカタチのひとつがここにありました。






12日間の来場者記帳ノート

※写真はクリックすると大きくなります

茶屋町画廊
芝田町画廊
ロゴをクリックするとおARTRIANGLEのチラシが見られます

ARTRIANGLE


会場となったピアスギャラリーは阪急梅田駅北側の豊崎に建つピアスタワー1階ロビーにあります。
ピアスタワーは化粧品で知られるピアス㈱の本社ビルで他にも多くの企業がテナントとして入居している超高層オフィスビルです。
また建物のカタチもユニークで口紅を象ったという独特の建築フォルムはキタの大阪摩天楼の中でも目立つ存在です。
この1階ロビーの東北角に階段状になったギャラリースペース”ピアスギャラリー”があります。
普段はここで地域のイベントやアート作品の展示、またクラシック音楽のミニコンサートなどが開催されています。
梅田は梅田芸術劇場やテアトル梅田のような劇場、ミニシアター系映画館をはじめ阪急・阪神グループの百貨店やショッピング・カルチャーゾーンがひしめくファッション・文化の発信地域でもあります。
この地域の特性を活かし、他の2つの画廊「茶屋町画廊」「芝田町画廊」と共同で三角形のネットワークを作り活性化を図ろうと企画されたのが「ARTRIANGLE」です。
起案者はピアスギャラリーの森下さん。
協業展・白磁展はこのARTRIANGLEの1つの頂点として開催されました。